杉並区議選/ほらぐち必勝へ全力決起/「絶対反戦」貫き闘う

4月16日、杉並区議会議員選挙が告示され、ほらぐちともこが2期目に向けて立候補しました。

杉並区は定数48議席を争い、69人が立候補する大激戦です。ほらぐち当選は、岸田政権の世界戦争突入を阻止する展望を大きく切り開きます。絶対に負けられません。「杉並から戦争とめよう」を掲げ、ほらぐちともこは荻窪駅北口のタウンセブン前で第一声を発しました。

第一声の場には100人を超える支持者が詰めかけ、小集会の様相となりました。ほらぐちともこは区民、支持者が見守る中、「私は地域、足元から戦争を止めていくために立候補しました。与野党のなれ合いで人々の怒りが裏切られ、結局は児童館廃止や駅前再開発で生活破壊が続く。原発汚染水放出のための教育に教員が動員され、自衛官募集業務に自治体労働者が協力させられて若者が戦場に送られる。社会を動かしている労働者、政治を最も奪われてきた若者、女性の力でこの社会を根本から変えたい。私はその先頭で闘います」と力強く決意を語りました。
第一声の直後、三里塚芝山連合空港反対同盟の宮本麻子さんが駆け寄ってほらぐち候補に花束を渡し、熱気にあふれた選挙戦本番が始まりました。

応援演説には、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人で弁護士の高山俊吉さん、動労千葉の川崎昌浩執行委員、三里塚反対同盟の萩原富夫さんが立ち、日本階級闘争と共にほらぐち候補が立っていることが示されました。
全国から結集した学生が街頭宣伝のスタッフを担い、街宣の場は他候補を圧倒して若いエネルギーにあふれています。学生運動や労働運動、市民運動を闘っているスタッフたちが道行く人々に次々話しかけ、街頭での議論を活発に行い、ほらぐち支持を決めていきました。
この日は区内各地の掲示板へのポスター貼り、電話かけも進められ、「杉並から戦争とめよう」の訴えが猛然と杉並中を駆けめぐりました。街頭宣伝の場所取りに決起する学生を見かけた支持者がその熱意に驚き、差し入れを届けてくれることもありました。

ほらぐち候補は道行く区民と心を通わせながら選挙戦を闘いぬいている(4月18日 阿佐ケ谷駅前)

夕方には荻窪駅南口と北口で街頭演説。ほらぐち候補に声をかけてくる人が多数、投票を表明する人も複数出ています。4年間、議会の中で唯一、戦争絶対反対を貫いて闘ってきたほらぐち候補の実績は、強力な団結をつくってきました。
期日前投票の割合は高まっており、毎日が「ほらぐちともこに決める」決戦の中で、ほらぐち候補の「絶対反対」の闘いと岸田政権への労働者人民の怒りが結びつき、戦争国会粉砕・岸田政権打倒の反戦のうねりが巻き起こっています。もう一回りの決起でほらぐち勝利を何としても実現しましょう。

●戦争とめ、社会を変える/ほらぐちともこのJR荻窪駅での第一声

JR荻窪駅北口で選挙戦の第一声

なぜ杉並から戦争に絶対反対を貫くことが重要かというと、実際に戦争は私たちの日常の中から始まろうとしているからです。そこで最も重要なのは自治体の戦争協力の問題です。杉並区では自衛官募集業務や、政府が狙う原発汚染水海洋放出とこれに合わせた「原発は安全、放射能の健康被害はない」という教育に教員が動員されています。私は戦争と原発に絶対反対を貫き、反戦・反核の声を上げてきました。
私は「国を守る」立場には立たない。今、中国や北朝鮮、ウクライナやロシアでも、全世界で労働者の生活を破壊しながら戦争に突き進む自国の政府に対して必死に声を上げている人たちがいる。国境を越えてこれらの人たちと共に戦争に向かう流れを止めるため、私は2期目に挑戦します。
私は児童館の廃止に絶対反対です。田中前区長が児童館全廃を打ち出し、杉並に41あった児童館は田中区政下で27まで減らされました。そして先日3月31日には、岸本新区長によって下高井戸児童館の廃止が強行されました。児童館廃止反対の怒りで岸本区長が誕生した、あの区長選はいったい何だったのか。田中前区長の児童館廃止は反対で、岸本区長の廃止は許すのか。駅前の再開発も「必要な事業」だと岸本区長は答弁している。政治家は選挙の時は良いことを言って、結局は裏切る。自民・公明だけじゃない。統一地方選挙前半は過去最低の投票率だったと言われています。この状況では当然です。
この世界を変える力を持っているのは一握りの政治家たちじゃない。社会を動かす労働者、地域で暮らす住民たち、そしてこの社会で最も政治を奪われている若者、女性の力で社会を根本から変えよう。私はその先頭で闘います。

●応援演説/高山俊吉さん(改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人/弁護士)「口先反戦には退陣してもらう

たくさんの候補者が立候補しているが、本気で戦争に反対している候補はほらぐちともこさんだけだ。
戦争に反対すると言いながら、戦争は国の問題だ、区の教育や福祉が焦点だと現在の戦争政策から目をそらす「口先反戦」がいる。どうして教育が、医療が、社会福祉が崩壊するのかと言えば、それは戦争政策を進めるからだ。この両者は深く関わりを持っているにもかかわらず、そのことから目をそらす。左翼、進歩、リベラルと言われる政党の候補者の「口先反戦」に私たちは決してだまされてはいけない。
岸田首相は軍事費を5年間で43兆円にするという。43兆円の金はどこかの軍事産業の金庫に収まる。国を守ることは大事だと言って金もうけをするところに戦争の本質がある。
岸本区政になって本当に良くなったか。杉並区は自衛官募集業務に協力している。岸本区政はこれに反対しない。「革新」を名乗っているだけの候補者には退陣してもらいたい。その人たちに代わり本当に命をかけて闘う、ほらぐちさんを杉並区議会に送り出そう。

●萩原富夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟)「戦争反対で体を張って闘える人」

ほらぐちさんは、三里塚にも軍事空港建設反対のために駆けつけてくれている共に闘う仲間です。
ちょうど2カ月前の2月15日、市東孝雄さんの大切な農地が強制執行によって奪われました。私たちは農地を守るため、全学連の若い学生たちと共に体を張って闘い抜きました。その全学連がほらぐちさんを応援しています。ほらぐちさん自身、元全学連です。そして私も元全学連です。私たちは、全学連は、本当に戦争反対で体を張って闘ってきた。今でもその闘いが引き継がれています。
ほらぐちさんは法政大学で反戦運動を闘い、今は杉並区議として反戦運動を行い、岸本区政の問題点を鋭く追及しています。
世の中のために身を削り体を張って闘うことができる人が、この杉並区でも必要だと思います。ほらぐちさんをぜひ応援してください。

●川崎昌浩さん(動労千葉執行委員)「自衛を口実に侵略戦争するな」


JRで働く労働者で組織する国鉄千葉動力車労働組合の川崎です。今回の杉並区議会議員選挙でほらぐちともこさんを推薦し、その応援のために駆けつけました。
今回の選挙の最大の課題は、岸田首相が進めている戦争政策に反対することにあると思います。
ほらぐちさんは、戦争政策に断固反対し、反戦闘争の先頭で闘ってきたただ一人の杉並区議会議員です。全ての戦争は「自衛」から始まります。岸田首相は「敵基地攻撃能力を保有する」と言っています。想定した相手国が何らかの動きをしたら、そこに「自衛」と称してミサイルなどを飛ばして攻撃する。これこそ自衛を口実にした侵略戦争ではないですか。それをみなさんに認めさせようとしている。
ほらぐちさんと共に「杉並から戦争とめよう」。これを実現するために、ほらぐちさんへのご支援をよろしくお願いします。

関連記事