こんにちは!ほらぐちともこです。
ブログを始めました。よろしくお願いします。
最近街頭宣伝で出会う女性たちと、「なぜ女性は男性よりも賃金が安いのか…」と話になることが増えました。
女性の貧困問題について、先日興味深い記事を見つけました。
▽News Up 女子は安い労働力なの? ワーキングプア率40%超って… | NHKニュース
賃金がピークを迎える50才頃には15万円以上の差が広がるそうです。
総務省が5年ごとに公表している「就業構造基本調査」(雇用形態や年収の分布、就業期間など)を見てみると…
年収200万円未満のいわゆる「ワーキングプア」の割合
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20代女性は約40%。20代男性は約25%。
以下の10府県にいたっては、20代女性のワープア率が50%を超えているそうです。
【沖縄、青森、秋田、山形、岩手、京都、愛媛、高知、鹿児島、宮崎】
では、30代はどうでしょうか。
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「ワーキングプア」は女性の約44%に増加。
(ちなみに男性は約9%だそうです)
30代で男女の賃金差が拡大していることがわかります。
30代女性のワープア率50%超えは20道県!
既婚者の場合、収入調整があるのでこれも影響しています。
それでは、30代独身女性のワープア率はどうか。
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全国平均28.4% (しかし地方では3〜4割がほとんど。青森県は50%超え。)
そして、女性の貧困は子どもの貧困に直結しています。
▽日本の子ども、6人に1人が「貧困」 | NEWS WATCHER | 朝日中高生新聞 | 朝日学生新聞社 ジュニア朝日
女性が<結婚・出産・育児>を理由にとことん安い労働力として扱われていることも絶対に許せません。
東京医科大学での差別入試問題、杉田水脈の「生産性発言」は社会の縮図です。
女性の半数以上が非正規雇用。非正規で働く20〜30代女性の8割以上が年収200万円未満のワーキングプア。これこそが少子化の原因です。
人間が生きていくことすら否定する社会に未来はありません。
職場の現実を一緒に変えていこう!
闘う労働組合を職場・地域につくりましょう!